リューズのスペシャリテ2

「あのジョエル・ロブションで修行を積んだシェフのレストランがある!」ということで、今回は六本木にある「 リューズ(Ryuzu)」のランチに行って参りました!

シェフの飯塚隆太さんは、数々の有名レストランで仕事をされていますが、その中でも、ターブル ドゥ ジョエル・ロブション(2004年~)とラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション(2005年~)の2つのロブションでシェフを勤められていますので期待大!です♪

【コース料理編】フレンチレストラン「リューズ(Ryuzu)」のランチコースの口コミ

まずはテーブルセッティングから。

テーブル

パッと目を引くオシャレな色彩のお皿ですね。

カトラリーはフランスの銀製品ブランドであるエルキューイ(ERCUIS)のもので、バターナイフはポルトガルのカトラリー専門店クチポール(Cutipol)。

ドリンクはノンアルコールの巨峰スパークリングと柑橘のジュースを頼みました。

ドリンク1

柑橘のジュースの原料にある「スイートスプリング」は、温州みかんと八朔との交配に生まれた品種で、「はるか」は日向夏から生まれたもの。

上品な香りとさわやかな甘み、ほのかな苦みを感じる濃いジュースでした。

ドリンク2

巨峰のスパークリングはとても濃厚ですが、スパークリングなので飲みやすかったです。

こちらはアミューズ。

アミューズ

手前にあるのは、自家製スモークサーモンのグリーンオリーブ包み。

酸味のあるオリーブとぷりぷりサーモンのコクが接妙にマッチしていて美味しい♪

奥のカップは菊芋のポタージュスープ。

温かくて滑らかでクリーミーなスープに優しさを感じました★

ここでバケットとバターの登場です。

パン

バケットは、小さめの1本を丸ごとほっかほかの状態で提供してくれます。

口に入れるとほのかに酸味と小麦の香りが広がります。

ガリガリの表面ともっちりした中の食感のバランスがとても美味しく、つい食べ過ぎてしまいます(笑)

バターは無塩でミルク感をしっかり感じます。

次は、甘エビとホタテタルタルです。

甘エビ、ホタテタルタル1

ゼリー寄せ?のような感じがしますね。

甘エビ、ホタテタルタル2

ホタテと干しエビのダシで出来ている透明ジュレには胡椒とアクセントのハーブ。

甘エビとホタテの濃厚な甘みをとても強く感じました。

下の層のウイキョウクリームや、ジュレの中のシャキシャキの野菜角切りを一緒に口に入れることで様々な味と食感のハーモニーが楽しめました!

続いてはスペシャリテです!

リューズのスペシャリテ1

メインの食材は肉厚の椎茸で、椎茸をくるんでいるのは「ラルド」という豚背脂塩漬けのスライス。

熱でラルドが適度に椎茸に絡み、椎茸の持つ濃厚な力強さにコクを与えることで料理としてのバランスを強化しているように感じました。

リューズのスペシャリテ2

椎茸のソースはほのかな酸味で爽やかさを感じ、ほうれん草のソースは緑色鮮やかで濃い!

好みで椎茸に絡めていただきます。

スペシャリテの断面図です。

リューズのスペシャリテ3

椎茸の下にあるのはマッシュルームとパンチェッタを細かくカットして混ぜたもの。

香り豊かで椎茸の香りともマッチしています。

一番下の層はザクッザクのパイ生地。繊細な生地でバターの香りがジュワーっと広がります。

魚のメイン料理は、スズキの焦がしバターソースです。

魚1

スズキはしっとり仕上げられていて、添えられた野菜がシャキシャキで食感が楽しい!

焦がしバターのソースには、カンボジア産黒胡椒の塩漬けと松の実、ローストアーモンドがトッピンクされています。

ソースの中に感じる酸味はケッパーのみじん切り。

魚2

あっさりしたスズキの持ち味を活かしながら、丁度良いコク、ぺろりと食べられてしまうような爽やかさが本当にバランスよく感じました。

お肉のメイン料理は、妻有(つまり)ポークのソテーです。

メイン1

ソースにはポークのジュ(肉汁)が使われています。ブランドポークの味を活かすためにあえて調味料をシンプルにしているようです。

低温でじっくり火を通しているので、肉の内部がとても綺麗なピンク色に仕上がっています。

焼き目の部分はしっかりした食感で、むっちりジューシーなお肉は脂が甘くて美味しい!

メイン2

付け合わせのお芋(インカのめざめかな?)がねっとりしていてほんのり甘くておいしかったです。

全てにおいて技術力をひしひし感じるリューズ(Ryuzu)のお料理でした!

お次はデザートです★

【デセール編】フレンチレストラン「リューズ(Ryuzu)」のランチコースの口コミ

デザートは、焼きりんごのアイス乗せ&トンカ豆のムース★

デセール

見た目で「可愛いーっ♡」と心を鷲掴みされました!

右側は全てりんごスイーツで、下から順に「焼きりんご」「りんごの濃厚アイス」「サクサクのフリーズドライのりんごチップ」です。

左側はトンカ豆のムースに軽いクッキーが乗せてあります。

ムースはふわしゅわ感があって軽くてトンカ豆の芳香がいい感じ♪

りんごアイスはそれだけで食べると酸味が強めですが、苦みのあるキャラメルソースをつけたり、トンカ豆のムースと一緒に食べると甘さと香りにより酸味が穏やかになって食べやすかったです。

最後にコーヒーとひとくち菓子です。

コーヒー

コーヒーはほのかな酸味と雑味がなくクリアでシルキーな飲み口。

お菓子は、夏みかんのパートドフリュイ、メープルクッキー、チョコトリュフの3つ。

ミニャルディーズ

パートドフリュイはとてもボリュームを感じました。甘めで好きな味でした。

メープルのクッキーはホロホロと口の中で崩れてナッツ感が広がり、ポルボロンのような感じ。

トリュフもなめらかなガナッシュが入っていて美味しかったー!

フレンチレストラン「リューズ(Ryuzu)」のランチコースの口コミまとめ

食材を知り尽くし、素材が持つ「本来の美味しさ」を高い技術力により提供してくれるお店です。

今回、スペシャリテとして椎茸がメイン食材となっていました。

今まで椎茸は脇役として考えていましたが、椎茸にすごい魅力があることを教えてくれた「リューズ(Ryuzu)」。

他のコースも是非頂きたいです♪

フレンチレストラン「リューズ(Ryuzu)」の外観・接客・内観

六本木交差点からほど近い場所ですが、近くに公園があり落ちついた場所にあります。

リューズ(Restaurant Ryuzu)の看板

飲食店が数店舗入っているビルの地下に「リューズ(Ryuzu)」があります。

リューズ(Restaurant Ryuzu)の店舗へ

階段を下りていくと入口が見えます。ゴージャス!

リューズ(Restaurant Ryuzu)の入り口

エントランスです。

リューズ(Restaurant Ryuzu)の玄関

奥がワインセラー、手前がバーカウンターです。

リューズの店内の様子2

カウンターでも食事ができるので、カウンター好きはぜひ。

店内の様子です。

リューズの店内の様子3

高級感を感じる店内でした!

フレンチレストラン「リューズ(Ryuzu)」の予約方法・アクセス・行き方

食べログの評判 4.19(2019年3月現在)
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13122126/
店名 Restaurant Ryuzu(レストラン リューズ)
URL http://restaurant-ryuzu.com/
ドレスコード・服装 基本的には無し
※短パン、Gパン、サンダルなどはご遠慮ください
営業時間 【ランチ】12:00~13:30
【ディナー】18:00~21:00
定休日 なし
電話 03-5770-4236
住所 東京都港区六本木4-2-35
ア-バンスタイル六本木B1F
行き方 東京メトロ日比谷線・大江戸線「六本木駅」より徒歩3分
①東京メトロ日比谷線/都営大江戸線 六本木駅 6番出口を出る
②俳優座劇場を左手に見ながら六本木通りを直進
③2本目の道路を左折してすぐ