「メイン食材を2つの異なるスタイルで提供してくれるフレンチが五反田にある!」ということで「メイ(MAY)」に行ってまいりました。
フレンチの中でも王道と言われるクラシックスタイル、そしてモダンで斬新なスタイル。
それぞれのアプローチで1つの食材を深く味わうことができるなんて、とても魅力的ですよね☆
それでは、五反田駅から約5分の場所にある「メイ(MAY)」のランチをご紹介します!
≪この記事の目次≫
【コース料理編】フレンチレストラン「メイ」のランチコースの口コミ
今回のメニューです。
簡単にメニューの内容を説明してくれます。
テーブルセッティングはこんな感じ。
カトラリーはラッキーウッド。
ラッキーウッドは新潟県燕市にあるカトラリーの国産老舗メーカーです。
ドリンクは、ノンアルコール赤ワイン(赤ぶどうジュース)と白のスパークリングを頼みました。
ノンアルの赤は、樽のような香りを纏っており、甘みはかなり抑えめで酸味を感じました。
ノンアルの白はスパークリングでCAPRICE(カプリース)のもの。
甘み抑えめですっきりとしており、とても飲みやすいです。
ここでアミューズ1品目の登場です!
大豆や黒豆、小豆の上にミニサイズのシュー生地が乗っています!!
割ってみると中に「豚肉とごぼうのリエット」がたっぷり詰まっています。
口に入れると塩気のあるシュー生地の味と、チェダーチーズ系のコクが広がります。
リエットは繊維感を残しつつもクリーミーな仕上がりで、豚肉のコクと鼻からすっと抜けるようなごぼうの爽やかな香りが上手く絡み合っています。
ごぼうの土臭さを全く感じることなく、爽やかさだけを残す。さすがですね!
アミューズ2品目の登場です。
可愛いサイズの2品セットです。
こちらは、白魚、ワカメ、エビをビネグレットで和えて、緑鮮やかな菜の花のソースをかけたものです。
磯の香りが広がる一品です。
塩気は薄めでやや薄めで酢の酸味はほとんど感じず、ほんのり苦みを感じました。ぷりっとした弾力とむちっとした柔らかさがありました。
次は、安納芋と生ハムケークサレです。
小さなケークサレの中には、とろけたチーズが入っています。細やかな仕事ぶり!
カリっふわっと感が楽しく、甘みも塩気も優しかったです。
バケット用のオリーブオイルです。
イタリアサルディニアのオリーブオイルは、苦味に加えボタニカル感や青さを感じる爽やかな香味がありました。
ミルク感のある無塩バターも。
バター半分にフールドセルがかけてあり、好みで味を変えられます。
バケットです。
外側がガリっとしていてほんのり塩味のある麦感。一晩寝かせた生地のようなもっちり感があります。
こちらは、ENTREE(アントレ)前菜の「ずわいがにと蕪 大根のリゾット 桜えびのスープを注いで」です。
「これは美味しい!!」カニが新鮮で繊維がふわっと柔らかい!絶妙な塩加減。
海老好きの私は、「このスープのおかわりを何杯でも頼みたい!たまらない!」という味でした。
桜エビのスープと聞いて、優しいイメージを抱いていましたが、甲殻類の持つ味と香りを濃厚に感じるスープでした!
タゼリのシャキシャキ食感、ふわりと香る香草の風味、大根のリゾットの穀物の存在感が相まって、ひとつに纏まっていて素晴らしい♪
スープ用スプーン先端の形にこだわりが!
スープが口の中にスッとスムーズに入るんです。
パンのおかわりはミルクパンです。
ミルクの優しい香りと優しい甘みで、パクパク食べられてしまいます。
いよいよメインです。
POISSON(ポアソン)魚料理は「舌平目のルーロ 青海苔のナージュ仕立て」です。
緑鮮やかな海苔と黄色い半割銀杏が白身魚と合わさると見た目も華やかになりますね。
お魚のだしと青海苔の仕立てたソースは、それだけで味わうと塩気をやや強く感じます。
ソースの底には色紙切りの食感しっかりの白菜。
舌平目の上に乗せてある黄金色の部分はカリカリした香ばしいチーズとネギが合わさったような香り。
舌平目のロールをカットすると、中にはふわっふわのホタテムースが包まれています。
柔らかくとろけるような食感で透き通るような優しいお味です。
ソースと絡めて一緒に頂くことで丁度良い味になるんです!
この一皿の中で様々な食感を味わえて楽しめました。
PLAT(プラ)メイン料理2品の1つ目「新潟県越後もち豚のロティ 甘酸っぱい生姜のソースで」です。
まずは、圧倒的なお肉のボリュームにたっぷり野菜!見た目で満足!
豚肉の上にあるのは炭火焼きの豚肉で、香ばしさと力強さがありしっかりした弾力があります。
豚肉に合わせるのは、ブラではなく、なんと牛のだし汁と生姜を合わせたソース。
甘酸っぱい酸味のある香りが、生姜焼きと照り焼きのような雰囲気。
ソースだけ口に入れると「一瞬甘くて優しすぎるかな?」と感じましたが、肉に振ってある塩気があるので、口の中で丁度良い味になります。
肉の上にかかっている白胡椒はホールを粗く砕いたもので、ピリッと適度なアクセント。
豚肉をクローズアップしてみました。
火入れが丁度良く、柔らかなのにしっかりしています。
むっちりとした弾力のある豚肉からは、噛むほどに甘みや旨味が口の中に広がります。
たっぷりの野菜たち。
野菜の食感を活かしたソテーはほんのりガーリック風味で、素揚げの紫芋はカリカリホクホクでほんのり甘く、ミョウガの甘酢漬けは口の中をさっぱりさせてくれます。
ここで、PLAT(プラ)メイン料理2品の2つ目「豚とじゃがいも(豚のコンフィ、ジャガイモのエスプーマソース)」が登場です。
同じ食材を別の調理法で味わってもらいたいという思いから、メイン食材を2品仕立てで提供しているようですよ!
豚肉は低温素揚げされており、硬めの弾力があります。
じゃがいもをベースに、コンソメと力強さのあるスパイスを混ぜたトロッとしたソース、千切りジャガイモフライがカリカリ食感のアクセントになっています。
この位の量が、今のお腹には丁度良いですね!!
【デセール編】フレンチレストラン「メイ」のランチコースの口コミ
DESSERT(デセール)は「洋梨の冷製スープ 練乳アイスに牛乳ジュレをのせて」です。
優しい見た目。ジュレの中にひんやり濃厚な練乳アイスが顔を出します。
ほんのり酸味のある甘さ控えめの洋梨スープには角切り洋梨がたっぷり。
優しく柔らかで洋梨のしゃくっとした食感がアクセントになっています。
お茶菓子は、オレンジのゼスト、フィナンシェのようなダコワーズ。
コーヒーは酸味がなく、苦みもほんのり。癖がなく飲みやすかったです。
フレンチレストラン「メイ」のランチコースの口コミ・評判まとめ
メインとなる食材を違う調理法(クラシックとモダン)で2皿で味わえるなんて珍しいと思いました。
食材の新たな魅力を知る機会になり嬉しいですね★
メイン料理のボリューム感にも大満足でした!
五反田から歩いて5分の場所にある「メイ」は静かで落ち着いた雰囲気です。
ゆっくりじっくり食材の良さを深く味わいたいという方には特にお勧めです。
フレンチレストラン「メイ」の外観・接客・内観
駅前大通りから1本入ったオシャレなマンションの1階にあります。
入り口の周りには植物が沢山!!
一歩足を踏み入れると高級感のある落ち着いた空間です。
フレンチレストラン「メイ」の予約方法・アクセス・行き方
食べログの評判 | 3.91(2019年2月現在) https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131603/13168755/ |
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店名 | Restaurant MAY(レストランメイ) |
URL | http://www.may-iwata.jp/index.html |
ドレスコード・服装 | 基本的には無し ※短パン、Gパン、サンダルなどはご遠慮ください |
営業時間 | 【ランチ】12:00~13:30 【ディナー】18:00~21:00 |
定休日 | 水曜日 |
電話 | 03-6409-6039 |
住所 | 東京都品川区東五反田2-7-7 エルシア五反田1階 |
行き方 | JR五反田駅より徒歩5分 ①JR五反田駅東口を出て、右手の歩道橋を上がり、右に進む ②後楽そば側の階段を降り、歩道をそのまま進む ③二つ目の信号を右折してすぐ。フランス国旗を掲げています。 |