クラフタル (CRAFTALE)のランチ「魚」の全体像

「中目黒にミシュラン一つ星の素敵なレストランがある!」という事で、クラフタル(CRAFTALE)でランチをして参りました。

クラフタル(CRAFTALE)という店名は、手技という意味の「CRAFT」と、物語という意味の「TALE」の二つの言葉を重ねた造語だそう。

様々な食材の個性をフレンチの調理技術で最大限に活かしていくというコンセプトにワクワクが止まりません!

それではご紹介します★

【コース料理編】フレンチレストラン「クラフタル(CRAFTALE)」のランチコースの口コミ

シンプルで洗練されたテーブルセッティング。

クラフタル (CRAFTALE)のカトラリー

ドリンクのメニュー表です。

クラフタル (CRAFTALE)のランチのドリンクメニュー

オリジナルのノンアルコールカクテル&グレープフルーツジュース。

クラフタル (CRAFTALE)のランチのドリンク(ノンアル)

ノンアルコールのオリジナルカクテルは、藏光農園のデコポンをベースに乳酸を加えたものだそうで、ほのかに塩気を感じるマイルドな飲み口の微炭酸。

グレープフルーツジュースは苦みをほとんと感じない優しい味でした。

はじめに出てきたお料理、アミューズブッシュはお花見のイメージ!

クラフタル (CRAFTALE)のランチの前菜の全体像

お花見=赤い色味を際立たせた仕上がりです!

あまおうのガスパチョに、あまおう、生ハム、水牛のモッツァレラチーズ。

トッピングには紫カリフラワーをシェリービネガーでマリネしたものが桜に見立てて乗せられています。

クラフタル (CRAFTALE)のランチの前菜の近影

ガスパチョは、あまおうの香りをしっかり感じる仕上がりで甘みをほんのり感じます。

生ハムの塩味とシェリービネガーの酸味がモッツァレラによってマイルドになっていると思いました★

前菜1品目は、あんこうの素材を活かした3種。

クラフタル (CRAFTALE)のランチ「あんこう3種」

「あんこうの魅力」を引き出すために3つの調理法で提供しているのだとか。

1つ目はあんこうのテリーヌ★

クラフタル (CRAFTALE)のランチ「あんこう3種の1つ目」

あんこうのテリーヌはあんこうの持つゼラチン質でぷるっぷる♪

あんこうの上にある芽キャベツのソテーは、香ばしく焼き上げられています。

右上のたまごの濃厚ソースはアーモンドのパウダーがかかっていてまろやかなコクと塩気でクリーミー!

下のポテトフライは千切りにされていてカリッとサクサクしています★

2つ目は干したあんこうの炙り!

クラフタル (CRAFTALE)のランチ「あんこう3種の2つ目」

干したあんこうの身を提供する直前に炙っているそうで、とても香ばしく噛むほどにあんこうの魅力が溢れます。

あんこうの下には「かぶのマリネ」と「あん肝」が重ねてあります。

かぶの爽やかな酸味とあん肝の濃厚なコクが加わることで、干しあんこうの旨味を更に引き立たせているようです。

3つ目はあんこうの腹身のフリット♪

クラフタル (CRAFTALE)のランチ「あんこう3種の1つ目」

あんこうのお腹の身を使用したフリットは軽くカリっとしています。

フリットのソースは、トマト入り海老のビスクが泡状になったもので、フリットに丁度良く絡んで美味しかったです。

前菜の2品目は、カニのスクランブルエッグ&自家製のトマトラスク★

クラフタル (CRAFTALE)のランチ「卵・カニ・トリュフ」の全体像

お皿と黒トリュフのダークな色合いの中に鮮やかなオレンジ色が際立つ見た目です!

ペアリングで提供された自家製のトマト入りラスクは、ほのかな塩気と甘みがあり、このままでも美味しく食べられます。

クラフタル (CRAFTALE)のランチ「卵・カニ・トリュフ」の近影

濃厚なスクランブルエッグは滑らかでトロットロで、中にはズワイガニの身がたっぷり入っていています!

隣に添えられたトリュフソースは細かいトリュフの粒感と力強く豊かな香りで、たっぷりとトッピングされた黒トリュフと優しい甘みのゆり根、白胡椒がアクセント。

美味しくって、とっても贅沢な気分です( *´艸`)

メインの魚料理はスジアラを使ったお料理です!

クラフタル (CRAFTALE)のランチ「魚」の全体像

春を感じるような鮮やかな緑際立つお皿です。

奄美大島でとれた「スジアラ」をお店で数日寝かせて熟成させてからパリッと焼き上げているそうです!

絶妙な火入れで、パリッとした皮目と筋肉質でギュっと詰まった力強さを感じる身のコントラストが面白く、淡白なのにジューシーで、噛むほどに旨味がじんわり広がってきます。

塩味がちょうど良く素材の甘みを感じます。

クラフタル (CRAFTALE)のランチ「魚」の近影

添えられた様々な緑の野菜は、それぞれ苦みのあるイタリア産のプンタレッタ、うるい、旬の寒ちぢみほうれん草です。

山菜とトリュフの酸味の効いたビネガーソースに、爽やかでちょっぴり辛みを感じる山葵ソースを合わせていただきます。

お皿全体にからすみを削ったものが散らしてあり、塩気のアクセントになっています。

スジアラのペアリングで提供されたのは菜の花の白パンです。

クラフタル (CRAFTALE)のランチ「魚」のパン

菜の花の食感をしっかり感じる白い食パンは、ミルク感があって耳までしっとり柔らかく、何個でも食べられそうな勢いでした!

メインの肉料理&パンです★

クラフタル (CRAFTALE)のランチ「メイン」の全体像

なんと、料理が提供される前にアツアツのナイフが届きました!

これは、料理が届くタイミングでナイフが丁度良い温かさになるようにするというシェフのこだわりだそうです。

ナイフの切れ味や温度も、料理を美味しく味わう上で大切なポイントなんですって。スゴイの一言に尽きます!

お肉は子牛のフィレ肉です★

クラフタル (CRAFTALE)のランチ「メイン」の近影

子牛肉はしっとりしていて柔らかく、中心が綺麗なピンク色♪

ホタテが添えられていて、2つの食感が楽しめます。

ソースは、カラメルのような心地よい苦みを感じるお肉のソースと、濃厚なのに軽い泡状の鯛お出汁ソースの2種類。

どちらのソースも、肉にもホタテにも相性抜群です!

グリンピースが、そのままと、ピューレ状の2つになっていて食感の違いが楽しめます。

ナスタチュームと菜の花の配置がバランス良く、料理が絵画のようで素敵でした(*´ω`*)

ペアリングのパンは、なんと海藻バターがたっぷり入ったもの!

クラフタル (CRAFTALE)のランチ「メイン」のパン

磯感を感じるたっぷりの海藻が小さなハードパンの中にこれでもかというように詰まっています!

インパクトのあるパンでした♪

クラフタル (CRAFTALE)のランチ「メイン」のパンの近影

カラマンシー(柑橘)のドレッシングのサラダが途中で提供されました。

口の中がさっぱりしました★

様々な工夫が凝らされた料理には脱帽です。

とても楽しめました(*^-^*)

お次はデザート!

【デセール編】フレンチレストラン「クラフタル(CRAFTALE)」のランチコースの口コミ

デザートは2つから選べるので、相方さんとそれぞれ1つずつ違うものを頼みました!

はじめに、ミルキーなデザートの方です★

クラフタル (CRAFTALE)のランチのデザート1つ目の全体像

穴あきチーズの形のレアチーズ、練乳氷ムース、ミルクアイスです。

クラフタル (CRAFTALE)のランチのデザート1つ目の近影

レアチーズケーキは濃厚でミルク感全開、ほのかな酸味と塩気、クリアなくちどけ。

ふわふわの冷たい練乳氷ムースは、綿菓子より更にエアー感があり、ほのかな甘み。

ミルクアイスは水分多め、ふわり、サラッと溶けてしまい、透き通るようなイメージ。

次に、小豆島をイメージした苦みと酸味のあるデザートです★

クラフタル (CRAFTALE)のランチのデザート2つ目の全体像

鏡のようなお皿の上に、スイーツで小豆島をイメージした作りになっています!

手前左側の大きな島は、よもぎやほうれん草のパウダーとフライドオニオンが乗せられているスポンジ生地が木々を表していて、下の淡い茶色の部分は「ふきのとう」が入ったガナッシュ、そして一番下には瀬戸内レモンのジャムが敷かれています。

カカオ分を上げずに苦みを強めるために、ふきのとうを使ったのだとか。

「ふきのとうとレモンのコラボレーション、こんなの初めて!」

手前右側も大きな島と同じですが、周りに和三盆が振りかけられています。

右側奥の小さな島は甘みの素敵な少ない餡の上によもぎやほうれん草のパウダーがかけられたもの。

左奥はオリーブオイルアイスで、さらりとしていてコクがあります。

小豆島スイーツを真横から見た図。

クラフタル (CRAFTALE)のランチのデザート2つ目の近影

甘み、酸味、ほんのり塩気・・・斬新!という言葉しか出てこないくらいに衝撃的でした!

カモミールティーとコーヒー。

クラフタル (CRAFTALE)のランチの食後のドリンク

カモミールティーはやさしさを十分に感じ、ほっと落ち着く味で、コーヒーは苦みがなく飲みやすいものでした。

デザートにも並々ならぬ工夫がされており、目が覚めるような驚きを感じることができたクラフタル(CRAFTALE)のランチコース★

毎月行きたくなるようなお店です!

フレンチレストラン「クラフタル(CRAFTALE)」のランチコースの口コミ・評判まとめ

すべて食べ終わった後、「もっと食べられる!」と思いました。しかし、そのくらいが胃にはちょうど良かったみたいです。

パンも料理に合わせてペアリングされていたので、一つひとつをしっかり味わえたという満足感がありました★

フレンチレストラン「クラフタル(CRAFTALE)」の外観・接客・内観

中目黒駅から目黒川沿いに5分くらい歩くと、クラフタル(CRAFTALE)が入っている建物で見えてきました。

クラフタル (CRAFTALE)の外観(ビル)@中目黒

2階にありますが、窓が高く設定させているからか、中がレストランになっているようには見えません。

店舗の看板はありません。建物入口に店名が書かれています。

クラフタル (CRAFTALE)の外観(看板)@中目黒

階段を上っていきます。(エレベーターもありますよ!)

クラフタル (CRAFTALE)の外観(建物内)@中目黒

モルタルむき出しのグレーの無機質な空間に黒く塗られた壁、ナチュラル素材のテーブルとイスの組み合わせ。

クラフタル (CRAFTALE)の内観(窓際)@中目黒

オシャレ空間です。

クラフタル (CRAFTALE)の内観@中目黒

フレンチレストラン「クラフタル(CRAFTALE)」の予約方法・アクセス・行き方

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