「透明感のあるメイクをしたいけど、・・・どうやればいいの?」、「難しいのかな?」と悩んでいませんか?
アラフォ―からの美容習慣では、メイクで透明感を出すテクニックとについてご案内します。
大手の化粧品メーカーで研修講師を務めた経験があり、現在、企業でも講師を務めている現役のメイクのプロに監修してもらった記事ですので、「透明感のある肌のためのメイクを知りたい!」とお思いでしたら、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
「透明感のある肌になりたい!」をメイクで実現する4つの方法!
透明感のある肌にするには、肌の水分量を上げ、ターンオーバーを正常化する必要があります。
本来はそうすべきではあるのですが、実際には相応の時間がかかります。
でも、今すぐにでも肌に透明感を出したくなりますよね。
そこでここでは、今すぐ透明感のある肌を実現できるメイクテクをご案内しています!
このテクニックさえマスターすれば、今日から透明感のあるツヤ肌をゲットできますよ♪
【テクニック①】ベースメイクで肌の色を補正する
透明感のある肌にするためのメイクテクニック1つ目は、ベースメイクで肌の色を補正するというものです。
透き通るような肌を作るには、まずくすみと色ムラを消す必要があります。
特に、肌全体の色のバランスを整えることで自然な血色感と透け感を出すことができるんですよ!
そこでマストアイテムになるのが、コントロールカラーです。
コントロールカラーには、肌色悩みに対応した様々な色があります。
ご自分の肌悩みに合ったものを使用することで、綺麗に肌色補正ができて透明感を演出しやすく、ファンデーションの発色まで良くしてくれるんですね。
さらに、違う色同士のコントロールカラーを組み合わせて使ったり、部分使いもできますので、透明感を出すには欠かせない優秀アイテムなんです。
続いて、ベースメイクの最後の仕上げのファンデーションについてです。
透明感を出すメイクでは、ファンデーションの全体塗りは必要ないんですよ。
どういうことかというと、既に下地で肌の色を均一に整えているからなんですね。
ファンデーションまで全体的に重ねづけしてしまうと、あからさまに塗ってます感がでてしまいますよね・・・。
ですので、毛穴の黒ずみやシミが目立つ、顔の中心部分だけに塗るようにしてくださいね。
少量でも十分なツヤ感は出せますよ!
顔の中心部分は、必ず視界に入る部分です。この部分を綺麗に整えておくことで、ファンデーションを全体塗りしなくても、整った印象に見えます。
ちなみにベースメイクをする際の手順に置いて、スキンケアから日焼け止めまでは同じなのですが、その後、使用するアイテムによって少し手順が異なりますので、詳しくご案内しますね。
下地兼コントロールカラーの場合
コントロールカラーの使い方手順に沿って、下地兼コントロールカラーを塗ります。最後に少量のファンデーションを顔の中心部にのせてしっかりとなじませてから、軽く外側へと伸ばします。ファンデーションは髪の生え際や耳の脇、フェイスラインに向けて薄くなり肌との境目が分からないくらいになっていればベストです。
兼用ではない場合
下地を額と両頬にのせ、毛穴を埋めるようにくるくると円を描くように中心から外側へと伸ばしていきます。
その後、コントロールカラーを目の下のクマなど気になるパーツに部分使いし、最後に少量のファンデーションを顔の中心部にのせ、下地と同様にしっかりなじませてから外側へ軽く伸ばします。
こちらも、ファンデーションは髪の生え際や耳の脇、フェイスラインに向けて薄くなり肌との境目が分からないくらいになっていればベストです。
ベースメイクをするときは、素肌っぽさを意識して仕上げるとうまくいきますよ!
【テクニック②】アイメイクで目元に透明感を出す
透明感のある肌にするためのメイクテクニック2つ目は、アイメイクで目元に透明感を出すというものです。
ここでの最大のポイントは、「あれ、アイメイクしてる?」と思わせるくらいナチュラルに仕上げること!
それでは早速、透明感を引き出すアイメイク(眉も含む)の手順をご案内しますね。
【手順①】透明マスカラで眉毛に流れを出す
透明マスカラで、眉毛を下から上に持ち上げるように塗っていき、まとまり感を出します。自然な仕上がりにするため、毛のない部分にだけアイブロウパウダーやアイブロウペンシルを使い、色を足すようにしてくださいね。
【手順②】単色アイシャドウで潤い&透明感を与える
少量のアイシャドウを指先にのせ、アイホール全体に薄く広げます。均一に、ほんのり色づけする感覚でつけてくださいね。下まぶたはチップを使い、キワ全体に薄くアイシャドウをのせます。
【手順③】マスカラで目元を明るくする
ビューラーでまつ毛を上向きにし、マスカラを根元から毛先に向けて塗ります。マスカラは一度塗りで仕上げてくださいね。重ね塗りをすると、不自然な仕上がりになりますよ。
【手順④】アイライナーでナチュラルな目力をプラスする
マスカラを塗った後に現れるまつ毛の隙間を、アイライナーで埋めていきます。この時、まぶたを軽く上に持ち上げ、まつ毛の下からアイライナーを隙間に差し込むようにすると、やりやすいですよ。
いつものアイメイクでは、アイライナーを引いてからマスカラを塗りますよね。
ですが、透明感のある目元に仕上げる場合、順番は逆になります。
アイライナーはあくまでも隙間を埋めるだけ、という使い方になりますので、1番最後に使用してくださいね♪
【テクニック③】チークで血色の良さを出す
透明感のある肌にするメイクテクニックの3つ目は、チークで血色の良さを出すというものです。
例えば、赤ちゃんの頬をイメージしてみてください。透き通った肌の頬は、ほんのり赤味がかっていまよね?
そう、頬の血色がいいと、顔の透明度はアップするんです!
そこで、肌の透明感をさらに引き出すチークの入れ方をご案内しますね。
【手順①】チークを含ませたスポンジを頬骨の高い位置におく
【手順②】そこから楕円を描くように「の」の字に塗り広げていく
(下から上に、内側から外側に向けて広げます)
頬がほんのり色づく程度に抑えると、自然な仕上がりになりますよ。
【テクニック④】リップでツヤ感をプラスする
透明感のある肌にするメイクテクニックの4つ目は、リップでツヤ感をプラスするというものです。
リップをつけることで、全体のメイクのバランスを整えることができます。
さらに、唇も肌と同じようにくすむんですね。ですので、唇のくすみを飛ばすのにも効果的なんですよ。
ということで、ここからは透明感のある肌を仕上げる、リップの塗り方についてご案内しますね♪
【手順①】リップを下唇にたっぷりのせる
【手順②】唇をこすり合わせ色を広げていく
【手順③】最後に指のはらを使い、軽く叩きながらなじませる
リップにツヤ感を出すのと出さないのとでは、肌の透明感に雲泥の差がつきます。
仕上げはリップ!ということを、押さえておいてくださいね。
これで、透明感のあるメイクは完成です♪
色と質感が決め手!透明感のある肌を演出する化粧品を選ぶコツ
透明感のある肌になるためのメイクテクについて、ご理解いただけたかと思います。
続いて、そのメイクテクを絶対的なものにする、化粧品選びについてご案内しますね。
今回は、透明感を出すのに優れている化粧品を、パーツごとに分けてピックアップしてみました!
【コツ①】カバー力の高い下地・ファンデーションを選ぶ
透明感のある肌を演出する化粧品を選ぶコツの1つ目は、カバー力の高い下地・ファンデーションを選ぶというものです。
ベースメイクに使う化粧品は、くすみを消して肌の色を整えつつ、透明感を出せるアイテムが必要になります。
ここからは、ベースメイクのアイテム別に、選ぶときに重視してほしいポイントである、質感についてご案内しますね。
【ベースメイク用のコスメ①】下地
下地は、保湿効果のある、微細パール入りのものがおすすめです。
その理由は、潤いをキープしながら、光をコントロールして自然なツヤ感を演出できるからです。
コントロールカラーは、くすみを消して透明感と血色感をアップさせるラベンダー系の色がおすすめですよ。
肌色に合わせて、ブルー系やグリーン系などの色調も選択肢に入れておくと良いでしょう。
【ベースメイク用のコスメ②】ファンデーション
ファンデーションは、オイルリキッドファンデーションがおすすめです。
その理由は、少量でも伸びが良いため、素肌になじみやすくカバー力が高いからです。
また、薄く塗りやすいのも魅力の1つですね。
自然と肌への一体感も増しますし、厚塗りになることなく軽やかに仕上がります!
ここで押さえておいていただきたいのが、ベースメイクに使う化粧品は、全て重ねづけしてからその効果が分かるということです。
ですので、自分の肌質に合うかどうか、時間をかけて見極めてくださいね。
【コツ②】アイメイク用のコスメは透け感のある色を選ぶ
透明感のある肌を演出する化粧品を選ぶコツの2つ目は、アイメイク用のコスメは透け感のある色を選ぶというものです。
目元に透明感を出すためには、澄んだ瞳に仕上げたいですよね。
そこでですね、ここからはアイテム別に、おすすめの色をご案内します♪
【アイメイク用のコスメ①】アイシャドウ
上まぶたには、くすみをカバーし内側から血色感と透明感を与える、
・ブルー
・ラベンダー
・ライトグレー
が、おすすめです。
まぶたにのせたときにギラギラしない繊細なパール入りアイシャドウが良いでしょう。
下まぶたには、白目の透明度をアップさせる白のアイシャドウで、ツヤ感を出すといいですよ。
【アイメイク用のコスメ②】マスカラ
マスカラは、黒でも透明感のある目元にすることができます。
ですが、気をつけてほしい点が1つあるんですね。
澄んだ瞳を演出するのにダマは禁物!ですので、均一に塗るのが難しいファイバータイプのマスカラは、選ばないほうが軽やかに仕上がります。
また、部分使いとして、下まつげの目尻の方だけブルー系のカラーマスカラを塗ると、澄んだ目元を印象づけることができますよ♪
【アイメイク用のコスメ③】アイライナー
アイライナーは、澄んだ瞳を演出するのに欠かせない、白目をきれいに見せるネイビーがおすすめです。
アイメイク用のコスメは、ついつい使いやすいブラウン系に手が伸びてしまいますよね。
でも、透明感を出すならブルー系が断然おすすめです!
ブルー系といっても、ほんのり色づける程度ですので、抵抗感なくトライしていただけますよ♪
【コツ③】チークはクリームタイプを選ぶ
透明感のある肌を演出する化粧品を選ぶコツの3つ目は、チークはクリームタイプを選ぶというものです。
チークは頬の血色感をアップさせるために必要なアイテムでしたね。
ここでのポイントは、どれだけナチュラルにその血色感を出せるかです。つまり、チーク選びで重視しないといけないのは、色と質感なんです!
まず色についてですが、大人らしい自然な血色感を出せるボルドーがおすすめです。
ボルドーチークには、透明感を引き出し肌をワントーン明るく見せる効果があるんですよ。
続いて、質感についてですが、肌馴染みがよく自然な仕上がりになるクリームチークがおすすめです。
クリームチークは、ナチュラルメイクにピッタリと言われるほど、自然な血色を出すことができるんですね。
ですので、きれいにツヤのある透明肌を演出できます!
【コツ④】リップはくすみを飛ばす色を選ぶ
透明感のある肌を演出する化粧品を選ぶコツの4つ目は、リップはくすみを飛ばす色を選ぶというものです。
唇がくすむと顔全体がくすんで見えるため、老けた印象を与えてしまいます・・・。
それは何とか回避したいですよね。
そこでおすすめしたいのが、『シアータイプのリップ』+『ブルーリップ』の組み合わせです!
なんとブルーリップには、唇の黄くすみをカバーしながら透明感を与える効果があるんですよ。
柔らかな発色で透けるような仕上がりのシアータイプリップにブルーリップをプラスすれば、潤いたっぷりのツヤ感を出してくれますので、上品かつ魅力的な唇に仕上げることができます。
ブルーリップは、1本持っていると重宝します。
ご自宅で眠っている使いづらい色のリップを使いやすい色に変えてくれますよ!
ぜひ、試してみてくださいね♪