一生フリータで生きていくと、どうなるでしょうか?実際生きていけるものなのでしょうか?
男性と女性の人生をシミュレーションした上で、メリット、デメリットについてご案内しています。
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≪この記事の目次≫
一生フリーターで生きていくと、どんな人生になるのか?男性編
男性が20代~50代、老後をフリーターで生きていくと、どんな人生になるのかをご案内しますね。
20代男性の場合
20代は、少し無理しても働ける世代です。
アルバイトの掛け持ちや残業などで、正社員で就職した友人よりも月収が高いこともあるでしょう。
休みは週一回など、休み返上で働き詰めでも「お金を稼いでいる」という意識が高いのでフリータでも満足している人が多いです。
30代男性の場合
20代後半から30代になると、そろそろ「就職しようかな」と悩む時期になります。
同年代の正社員が昇給していき、月収も上がっていきます。
反対に自分はどんなに頑張っても月収が今以上、上がらない。
友人の結婚といいうのも、将来について考える理由になりますね。
40代男性の場合
アルバイト先では、職種によって一回り年下の子と働くようになります。
どんどん若い子が増えてくるので働く環境は厳しくなるでしょう。
さらに若いころは出来ていた仕事量も徐々にキツくなり、月収は20代の頃と比べて減ることも。
友人は会社で役職が就いている年齢、同じ悩みを共有できる友人もいなく社会から孤立していくような感情が強くなってきます。
50代男性の場合
年齢を理由にアルバイトの面接で落とされることや、働ける職種も限られるでしょう。
短期のアルバイトで食いつなぐ生活になっていきます。
同時に50代という年齢は、両親の介護について悩む世代。
他の兄弟が結婚し、家族がいる場合は結婚していないフリーターの兄弟にお願されることも増えてきています。
アルバイトと介護の二重の生活が始まるということもあります。
男性の老後
介護とアルバイトの二重生活が辛くとも貯蓄もなく、年金も少ないのでアルバイトは辞められません。
介護とアルバイトの両立は肉体的にも精神てきにも追い込まれた生活を続けることになるでしょう。
まとめ
国勢調査によると「配偶者のいない子供と高齢者」の世帯は、5世帯に1世帯以上になっています。
50歳までの未婚男性は、23.4%となり、男性のシングル介護が増えています。
20代からのアルバイトで友人がいなく、50代からの介護生活には相談する友人や家族もいなく、社会的に孤立し、精神的にも追いつめられる生活になる能性があるでしょう。
一生フリーターで生きていくと、どんな人生になるのか?女性編
ココカラは女性が20代~50代、老後をフリーターで生きていくと、どんな人生になるのかをご案内しますね。
20代女性の場合
若年者雇用実態調査の結果では、20代の女性は親との同居率が70%以上と高い傾向にあります。
親との同居は生活苦になる心配がいらないので、フリーターでの収入をすべて、自分の好きなことへ使うことができます。
30代女性の場合
同居している両親から「自立」「結婚」を促されることが増えてくる世代です。
周りの友人も結婚したり、仕事で昇給したり、生活が変わる時期にもなります。
自分だけ変わらないことに悩み、なんとか変えようと動き出しますが、親元でのフリーター生活が長いほど他人からの評価は低く就職にも婚活にも苦戦します。
40代女性の場合
アルバイト先では、結婚している女性や正社員で働いている女性に劣等感を抱くことが増えてくるでしょう。
自宅では両親の介護が始まっていきます。
自分の時間が減るだけでなく、両親の年金額によっては自分がフォローしないと生活できないことも出てきます。
50代女性の場合
本格的に親の介護が必要になる世代です。
介護があるため今までのように仕事ができず、収入も減っていきます。
同居での貯金を使っての生活にどんどん疲弊していきまが、相談できる相手もいなく孤独感が強くなっていきます。
女性の老後
年金額は少なく、貯金も少ないため働かないと生活ができません。
ですが、高齢で働きたくても働けない、雇ってもらえないでしょう。
体を壊してもお金がないから、どうすることもできない。
そんなギリギリの生活になってしまいます。
まとめ
令和元年分民間給与実態統計調査では、女性のフリーターの収入は男性フリーターよりも35万円ほど少ないことが分かっています。
男性は、夜間の仕事などある程度の年齢でも仕事がるのに対し、女性は仕事が少ない。
50代過ぎてからのアルバイトは厳しいため、男性よりも女性のフリーターの方がお金に困る可能性が高くなります。
フリーターでもいいじゃん!一生フリーターで生きていくことの7つのメリット
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勤務日、勤務時間の自由が利きやすいため時間に余裕がある
働いた分がすべて収入になる
嫌な会社の上司・先輩との付き合いがない
同僚との競争がないため精神的に楽
由に仕事が辞めれる
仕事の責任を持たなくていい
副業、他のバイトの掛け持ちができる
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正社員になれば、サービス残業、会社の飲み会などで疲弊する人も少なくありません。
フリーターのメリットは、人間トラブルが少なく、時間に余裕が作りやすく、精神的に追い込まれることが少ないことです。
仕事が辞めやすいのも精神的ストレスを軽減できるでしょう。
生きていける?なんとかなる?生涯フリーターで生きていくことの7つのデメリット
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収入が少ないため、生活に余裕がない
働いた分しか収入にならないため、病気などでも長期休暇が取れない
生活能力が低いため結婚ができにくい
保証がないためローンが組めない
一人暮らし用などの部屋を借りにくい
老後の貯えがない
年齢を重ねるたびに友人が少なくなり、孤立する
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フリーターのデメリットは、収入が低いことです。
何歳になってもお金についての悩みが消えないでしょう。
さらに40代頃になれば、雇ってくれるところも少なくなり収入は減少します。
貯金もできずに老後の貯えもないため、ずっと求人情報で働けるところを探さないといけません。
一生フリーターでいきていくとなると、こんな場合に詰むかもよ?
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給料日に、自宅の家賃・光熱費・生活で必要な料金を払ったら手元にお金が残らない
実家が遠方の場合、交通費が出せなく実家に帰れない
電気が止められても払えない
友達との収入格差で、友人関係が壊れる
アルバイト先と自宅の往復のみの生活、話し相手は同居の両親のみ
食費がないため、食事は常にコンビニパン
病気でアルバイトを長期で休んでしまい、今月の給料で家賃が払えない
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令和元年分民間給与実態統計調査ではフリーターの平均年収は175万円、正社員の平均年収は503万円です。
フリーターの収入ピークは20代です。
バイトの掛け持ち、長時間労働で収入を得ていましたが、この働き方は続けられません。
40代からは体調を崩しやすくなったり、働き先が探しにくくなるなどの理由で収入は20代よりも下がるでしょう。
一生フリーターで生きていくための3つの対策
今後もフリーターとして生活するのであれば3つの対策をしておきましょう。
1つ目は、フリーターは稼げるときに貯金をすることです。
2つ目にハローワークが行っているサポートを学んでおきましょう。
そして、3つ目は両親の介護をした場合の支援を調べましょう。
一生フリーターで生きるために大切なことは、行政の支援・サポートを調べておくことです。
行政ではフリーター支援、高齢者の職業支援、介護サポートなど生活するうえで必要な支援・サポートがいくつかあります。
このサポートを学んでおけば、いざ困ったときでも精神的に追い込まれずに生活が出来るようになるでしょう。
☆ここ、より詳しく
それぞれ100文字ずつ
引用・参照・参考
参考)ハロワーク支援
参考)親と同居している若年就業者、平成 30 年若年者雇用実態調査の概況
参考)フリーター平均年収
参考)みんなの介護